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中国における「シートマスクカテゴリー」の成長

Posted by MeasureCommerce
 
 
本コラムは週刊粧業 2021年 5月 24日号 11ページに掲載されました。
リンク:https://www.syogyo.jp/news/2021/05/post_030835
 
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 2020年、「Tモール中国」および「タオバオ中国」でのフェイスマスク市場における売上は260億人民元を突破し、2019年に比べ40%成長した。
 
 2020年初頭から始まった新型コロナの感染拡大による外出自粛が影響し、メイクアップ商品に比べ、スキンケア商品への需要が集中している。
 
 中でも「シートマスク(美容液を浸み込ませたシート状のフェイスマスク)」は中国におけるフェイスマスク消費の約70%を占めている。

 

 一方、中国ECでの消費者はシートマスク以外のフェイスマスクにも目を向けつつある。シートマスクの売上に比べ、「非シートマスク」の市場占有率は上昇傾向にある。
 
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 ちなみにここでいう「非シートマスク」には「クレイ」「クリーム」「ゲル」「スリーピングマスク」「ピールオフ」などの多様なタイプのマスクが含まれている。
 
 Tモールやタオバオの「商品情報」欄にマスクタイプを正式に登録しているのは全体の約59%のみであり、その中でシートマスクが占める割合は2019年の74%から20年には66%と減少している。
 
 つまり非シートマスクは、2年間で売上が8P増加したと推定される。
 
 では、マスクタイプを明記していない商品まで含めたマスク市場はどうだろうか。それでも「シートマスク」の市場占有率は2019年から2020年にかけて約4P縮小しており、非シートマスクの市場占有率は2020年には37%にまで達している。
 
 特に非シートマスクカテゴリーの中でも注目を集めたのは「クレイマスクカテゴリー」であった。
 
 2019年第4四半期クレイマスクカテゴリーはフェイスマスク市場全体の約4%に過ぎないが、2020年の同四半期には10%のシェアを占め、前年同期に比べ2倍以上成長している。
 
 ちなみに、ここで述べている「クレイマスク」は「ウォッシュオフクレイ」やクリームタイプよりやや粘り気のある「クレイマスク」が含まれている。2020年、クレイマスクの年間売上はTモール・タオバオで23億人民元に達し、2019年の2倍以上成長している。
 
 
 売上別に見てみると、2020年にTモール・タオバオで最も売り上げた(100人民元以下の商品で250万個販売)クレイマスク商品は中国ブランドUnifonの「アミノ酸クレイマスク(氨基酸泥浆面膜)」だった。
 
 本商品は毛穴の汚れやブラッグヘッドの除去、オイルコントロールをPRしていた。15種類のアミノ酸を添加し、肌にやさしいことを強調している。
 
 2番目に売上の良かった商品はキールズの「レアアースマスク」である。平均価格は290人民元で、2020年には1億6000万人民元も売り上げている商品である。
 
 本商品は毛穴の老廃物の除去、オイルコントロールに効果的なアマゾンホワイトクレイを使用しており、アロエベラ液汁が肌の保湿に役立つとしている。
 

Topics: 美容, トレンド

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